ボンネルコイルの特徴と2つのメリット
ベッド内部によく使われているのが、「ポケットコイル」と「ボンネルコイル」です。
今回は「ボンネルコイル」について解説していきます。
ボンネルコイルの特徴は、コイルがすべて連結した状態になっているのが最大の特徴です。ポケットコイルはコイルが一つ一つ独立していて人間の体を点で支えるのに対して、ボンネルコイルはコイル全体が連結した状態なので人間の体を面で支えるつくりになっています。
一般的にはポケットコイルよりもボンネルコイルのほうが硬めの寝心地になっていて、柔らかめが比較的好きな欧米人に比べて、硬めが比較的好きな日本人(人によって違います)には相性が良いコイルだといえます。
メリット1:ポケットコイルよりも耐久性が良い。
ボンネルコイルはポケットコイルよりも耐久性が優れています。その理由として、ポケットコイルは独立した一つ一つのコイルが体を支えて最適な睡眠の形を作っています。しかし、コイルの場所によっては負荷のかかる場所が偏ってしまうため、部分ごとにへたることがあります。
対して、ボンネルコイルは連結したコイルなので、体全体をコイル全てで支える形になります。ボンネルコイルは点ではなく面で支えるコイル構造のため、コイルにかかる負荷を全体で分散することがるため、ボンネルコイルはポケットコイルよりも優れているといわれています。
※メーカーや商品によっては耐久性に差がある。
メリット2:通気性に優れている。
ボンネルコイルはポケットコイルに比べて通気性に優れています。ポケットコイルは設計上、一つ一つのコイルを不織布という布に詰めた後に並べられます。そのためボンネルコイルに比べると空気が出ていく隙間が減ってしまうため、通気性が悪くなります。その点、ボンネルコイルはコイルを全体でつなげるため、不織布に入れる工程がありません。コイルそのままの状態で作られるため、通気性にメリットがあります。
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